1.研究テーマ
文字をいつもと違う視点から見ることで構造を再認識させる
私たちは普段2Ⅾで表示された状態の文字を見ていることが多い。しかし本来文字というものはいくつもの辺の重なりや規則的な位置関係があることで成り立っている。本研究ではそのような文字の本来の構造を、文字を様々な視点から見てみることで再認識できるような映像を作ることを目的とする。
2.背景・問題意識
デジタル化が進む現代、文字を画面上で見たり打ち込んだりしていることが多い
文字を書くという機会が減り、画面上で完成された文字を見ることが多くなっている私たちは、無意識に文字を図形のようなものとして認識しているのではないかと感じる。本研究では、普段は意味を持つ図形としてしか認識していない文字を、構造の観点から捉え直すきっかけをつくってみたいと思った。
3.問い
文字の構造を再認識させるにはどのような映像表現が有効か
普段画面上でみる2Ⅾの文字を辺ごとに分解して空間に起こし、3Ⅾの状態で様々な角度から見られるような映像で、構造を再認識するきっかけを作れるのではないかという仮説を立てて制作に取り組んだ。
4.表現方法
分解・立体化された漢字を空間に配置し、様々な視点で映す
漢字を辺のパーツごとに分解したものを立体化し、それぞれのパーツを空間に配置する。それを様々な角度からみせることで、文字の線の重なりや線の位置関係が分かるようにする。
5.今後の展開
デジタル社会の現代の見落としを発見する作品
画面上の文字を当たり前のように見ていると、本来の文字の構造を意識する機会が減ってゆく。そんな現代において普段は見えない角度から文字を見てみることで本来の文字の構造の本質を再認識したり新しい見方を発見できるきっかけになると考えている。
企画・制作
白畑知奈乃
白畑知奈乃
使用ソフト・ツール
Blender、Adobe Illustrator、Adobe Premiere