1.研究テーマ
地球温暖化を視覚化
テレビや学校の授業など、様々な場面でよく耳にする地球温暖化温暖化ですが、多くの場合は文字や数値といったあまり直感的ではない手法で説明されています。環境問題という世界的な規模の問題で難しい題材のため文字や数値が多くなってしまい説明的になってしまうのは必然的と言えます。そこで、本研究では地球温暖化により起きている様々なことを温暖化の原因とともに誇張表現を用いてヴィジュアル化することで直感的にわかりやすいように地球温暖化を表現することに試みます。
2.背景・問題意識
数値や文字ばかりで印象に残らないのではないか
地球温暖化は最も有名とも言える環境問題で、テレビやニュースなど日常生活でよく耳にしますが多くの場合は文字や数値などを用いて説明している場合が多いです。イラストやグラフなどを用いている場合もありますが説明的なものが多いです。そのため、よく耳にするにもかかわらずあまり記憶に残っていないのではないかと考えました。本研究では、このよく耳にするが記憶に残っていないというのを解消し、温暖化に関する興味を引き考え始めるきっかけを作るために発足しました。
3.問い
誇張表現を用いたヴィジュアルでどのように伝えられるか
単なる地球温暖化を説明する映像を作るのではなく、地球温暖化の原因となるものや温暖化の影響で起きることを誇張表現することで視聴した人の興味を引くことができるのではないだろうかと考えました。また、オーバーで少し不気味さを感じるような映像にすることで文字や数値を用いた映像よりも印象に残るのではないかという仮説を立てました。
4.表現方法
温暖化の影響を誇張した映像作品
Blenderで大まかなレイアウトとモデリングをし、Cinema4Dでマテリアルとアニメーションを付け背景映像を制作し、After Effectにて集めた実写素材の加工や調整をして、それらをコンポジット、カラーコレクション・カラーグレーディングを行い映像を作成します。また、温暖化に影響するものと温暖化によって起きていることを同じカットに組み込みそれぞれをスケールを大きくしたり、現実ではありえない様子を3DCGを用いて作成したりして誇張表現を行います。
5.今後の展開
地球温暖化以外の環境問題へ繋げる
今回作った作品では、制作の際に技術的に断念してしまったアイディアや表現があったため、時間をかけて再挑戦しクオリティアップをしていきたいです。また、様々な人からフィールドバックをいただきよりをわかりやすくかつ印象に残る映像になるようにブラッシュアップを重ねていきたいと考えています。また、今回は地球温暖化に絞った映像を制作しましたが、海洋汚染や、土壌汚染など他にも様々な環境問題が存在するので、関連する問題で制作していき、ゆくゆくは環境問題全体についての1本の映像にしていきたいと考えています。
企画・制作
冨樫竜斗
冨樫竜斗
使用ソフト・ツール
Blender,Cinema4D,After Effect
参考文献・参考作品
EDEN